
Part9. Rosemary
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8月は、夏休みだ、お盆だと、親戚中で動きまくって、アッという間に終わってしまいました。
その間、毎週のようにバジルを刈り取ってはペストを作り続けておりました。
9月に入り、広島では、16号、18号と台風がやってきて、日常は自然の前では無力なのだと、思い知らされました。
停電だと、冷凍食品、食べられないのです。炊飯ジャーの保温もできません。お風呂も沸かないし、トイレのウォッシュレットも使えない。
そんな中、我が家には、近所の独り暮らしのおばあちゃんたちがやってきて、皆で風速60mで、何もかもぐるぐる回ってふっ飛んでいく様子を大騒ぎしながら見物しておりました。
心細くはならなかったけど・・・デッキの屋根も飛んでいき、ブロック塀は基礎ごと倒れておりました。
被害にあわれた大勢の方々にお見舞い申し上げます。
根っこごと引き抜けて倒れてしまった生け垣の足元では、何事もなかったように、今日もローズマリーが青々としております。
ros marinus(ロス・マリヌス)ラテン語の「海のしずく」が語源です。
地中海沿岸の波の飛沫をあびるような岩肌でも自生するそうで、強くて丈夫です。
日本でも、育てやすく管理も楽。気がつくと、庭のあちこちに芽を出しています。
種から育ててみたい!という方は、4月から梅雨までにスタートして下さい。苗のポットは、ほとんど一年中手に入ると思いますが、小さいうちは陽も当て、赤玉土にさし木してあげれば、どんどん増やせます。
お料理・・・というか、パンやワイン、キャンドルなどの香り付けにおすすめします。主幹ではなく、脇から出た若い芽を摘むと、次のシーズン、ますますこんもりと茂ります。
露地植えであれば、生け垣の間に、1本ずつ植えておくと通るたびに、いいにおいで、リラーックスできます。うちでは、玄関わきのポストの下でがんばってる直径50cmの鉢植えですが、お料理などには、デッキのそばの若くてまだ柔らかい葉を使います。フライパンに、オリーブオイルと、にんにくを入れてちょっと庭へ!ローズマリーをブチブチむしって、そのままお肉と一緒にフライパンへGO!
私は、チキンやポークに使います。
夏休みに会った、高校時代の先輩は、銀粘土を丸めて、ローズマリーの小枝を押し付けて形をとったペンダントしてました。これって、陶芸とかでも、応用できると思います。ちょっと、ラフで素敵だったョ。
mintの時に、お気付きの方もあるかと思いますが、私はサシェ好き!
それも花びらなどより、ハーブ好き!ローズマリーも、もって来いです。
防虫効果もありタンスに入れてもいい香り。ベッドの側に置くと安眠の友です。枕の下に入れておくと寝室の独特の臭いにも、少しは効果あり!!
ちなみに、サシェに入れるのは、ドライの葉や花や種子、どれでもいい香り。
ローズマリーのせんじ水は、自家製ヘアリンスにもなります。
カップ1の水に対してローズマリーの枝2〜3本を入れ、15分煮詰めます。もちろん、冷ましてから使いましょうね。
特に、つやつやの黒髪を、さらになめらかにして、いい香りです。よく、市販のヘアケア製品のラベルにも。ローズマリーのイラストありますよね!!
ところで、ローズマリーという名前。私はその清楚な花の姿から、勝手に「聖母マリアさまのバラ」かな?と思っていました。白や青やピンクの花は、ちょーかわいい!!・・・
調べてみると「海のしずく」ではありましたが、遠からじ。中世ヨーロッパでは、悪魔ばらいの聖木として、教会の庭で育てたというから、何か不思議。
ローズマリーは、生の葉にも、あまり水分が多くありませんが、香料の原料になるくらいで、精油もとれるし、くん製に燃やして、香りつけたりできるのです。
ただ、お料理にも使うのは使いますが、舌ざわりは決してよくない。
口の残ってしまいます。まぁ、刻んで使いましょうね。
大人のあなたに・・・おすすめのレシピを1つご紹介しておきます。
パトリス・ジュリアンのレシピから〈ローズマリーのスコーン〉です。

┏ 薄力粉…………………250g
┃ ベーキングパウダー……大さじ1
┃ ローズマリー(細かく刻んだもの)…大さじ2
┃ さとう……………………大さじ4
┃ 塩………………………ひとつまみ
┃ バター…………………60g
┃ ヨーグルト………………大さじ4
┗ 三温糖…………………少々
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・ボールに粉類をふるい入れ、ローズマリー、さとう、塩を混ぜ合わせる。
・バターを粉のボールに入れ、小さく刻み、両手ですり混ぜ、砂状になttらヨーグルトを
少しずつ加える。
・こねる
・台の上に打ち粉をして、厚さ3cmに伸ばし、4cmの花型(クッキーの型)で抜く。
・残りをまとめて同様に繰り返す。
・三温糖をふり、ローズマリーの葉をさし込む。
・200℃のオーブンで、15分焼く。
それから 実験室
甘口の白ワインに葉や花の茂った枝5〜6本を浸しておきます。
1週間後のお客様を思い浮かべながら、ビンにつめ、せんをしておきます。
グラス1杯で、強壮効果アリです。いつ作るか、誰に飲ませるか、気をつけて、よく考えてからにしてね。
・・・あいにく、私の周りのワイン愛飲家の友人達は、皆、すでに元気すぎる位、元気なので、実験のチャンスがありません。どなたか、やってみた方はどうなったか教えて下さい。フフフッ
